バンコクの都心を移動する場合、様々な移動手段がございます。タクシー、トゥクトゥク、バイタクなど様々です。
バンコクの都心は、世界的にも渋滞都市という事もありBTSというスカイトレインのご利用をお勧めします!
BTSとは「バンコク・スカイトレイン」の略で、「スクンビット線」と「シーロム線」の二つのラインから構成されています。二つの路線は「サイアム駅」にて繋がっていますので、乗り換えの際はサイアム駅をご利用ください。
BTSの乗り方はとても簡単ですので、バンコクが初めてという方も是非チャレンジしてみて下さい。
BTSの乗車券購入方法と乗り方
①どの駅でも階段もしくはエスカレーターにて上がりますと、チケット売り場、改札階に到着致します。
注)エスカレータは、極力右側に立ち左側は急いでいる方に空けてあげましょう。またスピードが速いので乗り降りの際は充分に注意して下さい。
②BTS窓口では、ラビットカード・ワンデーパス・回数券の購入が出来る他、小銭への両替が出来ます。又、ラビットカードのチャージも窓口で出来ます。
BTS乗車券の種類
BTSに乗車する為には、乗車券を購入する必要があります。まずはご自分の目的に合った乗車券を購入しましょう。
- 切符【カード式です。数日間の短期滞在ならこれで十分】
- ラビットカード【チャージ式。長期滞在や毎回切符を買うのが面倒という方はこれが便利】
- ワンデーパス【1日乗り放題。1日のうちに何度もBTSを利用するならこれがお得】
- 回数券【有効期間30日間。乗車回数15回・25回・40回・50回の中から選べます】
切符(カード)の購入方法
滞在期間中にとりあえず数回乗車すれば良いという方は、切符購入をしておけば良いでしょう。尚、BTSの切符は日本と違ってカード式になっています。
①切符で乗車したい方は、改札前の切符販売機にて購入ができます。但し、小銭しか使えない販売機がほとんどなので、小銭へ両替をしたい方は窓口にて「エクスチェンジ」と伝え硬貨に両替してください。
②切符販売機の左側には、BTSの路線図がありますので、目的地までの料金を調べましょう。丸い円の中にある数字がバーツの料金になります。
▼以下の写真の通りの手順で購入してみましょう! 【切符販売機の購入手順解説】
- まずは、切符販売機横の路線図にて目的地の数字を確認
- 確認したら、その数字を押す
- 数字と同じ金額(小銭)を入れる≪例:目的地の数字が15なら、15バーツを投入≫
- 切符(カード)が出てくるので取りましょう
- お釣りがある場合は、忘れずに!
③切符は、改札のカード投入口へカード矢印の方向に入れて下さい。入場の際はすぐに出てきますのでそちらを抜いた時に改札が開きます。
ラビットカードの購入方法
①ラビットカードを手に入れる場合、窓口にて200バーツを渡して、「ラビットカード」と言えば発行してくれます。200バーツの内訳は、発行手数料に50バーツ、デポジットに50バーツ、乗車用チャージに100バーツとなっていますので、実際には100バーツ分しか利用できません。発行手数料やデポジットは初回のみなので、その後はチャージして使用します。追加チャージする場合は、窓口にてお手持ちのラビットカードとチャージしたい分の現金を渡すだけです。
②ラビットカードを手に入れましたら、改札のIC読み取り部分へタッチしてください。ただし、タイミングが悪かったり、手荷物があってセンサーに引っかかってしまった場合は、改札が閉じてしまうので注意が必要です。ちなみに、改札が閉じて膝に当たるととても痛いので気をつけて下さい。
③日本のICカード改札と違い、認証が弱いのでしっかちタッチしてください。
注)切符と違って、ラビットカードはセンサーにタッチするだけです。タッチセンサーの下のカード挿入口には入りません。
※ワンデーパス及び回数券も、窓口で購入する事が出来ます。
乗車について
改札を抜けたら、目的地方面のホームへ行きましょう!BTSは日本の電車のように複雑ではありませんので、どちら方面に行けば良いかが分かっていればとても簡単です。
どちら側のホームで乗れば良いか分からない場合は、駅員さん等に行き先を伝えて教えてもらいましょう。
BTSが到着しましたら乗りましょう。車内はとてもクーラーが効いており、外気との気温差が激しいので風邪には気をつけて下さい。
入り口上部には電光版で路線図と現在地が表示されています。
ラビットカードについて
旅行者が利用する乗車券は、主に切符又はラビットカードになります。
そのラビットカードですが、実はBTSの乗車以外にも使う事が出来ます。
こちら、よく駅構内で見る機械があります。こちらは「キャロットリワード」という端末で、「キャロットポイント」が貯められます。「ラビットカード」は様々な企業や飲食店と提携しており、期間限定のキャンペーンチケットやポイントが貯めれますので、BTSご利用時にはぜひご利用してみてください。
又、ラビットカードは提携店での飲食代の支払いやチャージも可能となっているので大変便利です。
ラビットカードの主な提携店
マクドナルド、オーボンパン、アンティ・アンズ、ビアードパパ、ブラックキャニオンコーヒー、バーガーキング、ダンキンドーナツ、フードホール、グルメマーケット、ミスタードーナッツ、オイシグループ、スターバックスなど